学年食とは

盛岡スコーレ高校のロゴマーク

盛岡スコーレ高校のロゴマークには赤い屋根の食堂が描かれています。
 実際に、盛岡スコーレ高校の校舎には赤い屋根の大きな食堂があります。
 そこでは毎週1回ずつ、学年ごとの生徒全員と先生が集まって一斉にお昼ご飯を食べる「学年食」が行われています。

学年食とは、調理選択生徒による「集団調理」実践の場であり、調理師を目指す生徒が学年ごとに毎週100食以上の料理を作ります。学年食作りを通して、仲間と協力して作業する能力をつけ、病院や施設、大型店舗での集団調理にも役立つ技術を学びます。

また、「食」を大切に考えている盛岡スコーレ高校の全校生徒たちが集団でのコミュニケーション能力を育て、食事マナーを身につけるための場でもあります。

各学年の調理選択者が調理を担当するので、1年経過する毎に、手の込んだ食事が食べられるようになり、食べる生徒の味覚も研ぎ澄まされていきます。

「おいしいかったよ。ごちそうさま。」そんな声を作ってくれた人に自然に伝えることができるようになります。

学年食のメニュー

学年ごとに、メニューにも趣向が凝らされています。
それぞれの学年の「ある日の学年食」をご紹介します。

1年生/鶏の竜田揚げ

鶏の竜田揚げ

1年生は、調味料の名前を覚え、だしのとり方や、基本的な味付けの仕方を学びます。包丁の使い方に慣れるために、色々な切り方を繰り返し練習し、料理の基礎を身に付けます。

2年生/ドライカレー

ドライカレー

2年生では、包丁の技術をあげるために、かつら剥きや飾り切りを練習します。茶碗蒸しやオムレツ、だしまき卵などの卵料理や揚げ物作りを通して火加減や繊細な技術を学びます。

3年生/ビビンバ・わかめスープ

ビビンバ・わかめスープ

3年生になると、調理師として必要な技術を学ぶために、専門調理の授業が始まります。現場で活躍する先生方から専門的な技術を吸収し、季節に合ったメニューを考える力もつけていきます。コース料理の最後を飾るスイーツ作りにも力を注ぎます。

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