教育理念

建学の精神

「生活即教育」

生活即教育

私たちが目指す教育は、机の上で知識を詰め込むことではありません。
日々、過ごす時間のすべてが、教育の場であり、学びの場。
生きること、それは学ぶこと。
“生活即教育”という言葉には、そんな意味が込められています。
生涯にわたって続く学びの精神を、一人ひとりの心の中に大切に育んでいきたいと考えています。

人生は発見の連続です。
いつ、どこにいても、見ようとする目、知ろうとする心があれば、学ぶことはできます。
人との出会いや、植物との対話、風の音にも。
楽しい驚きはいつも、あなたのすぐ側にあるのです。
そのように「学ぶ心」・「学ぶ意欲」を、私たちは育もうとしています。

「思想しつつ、生活しつつ、祈りつつ」

本校はもともと生活の知恵を学ぼうと始まった学校でした。
普段の暮らしの中にこそ、大事なものがある、と私たちは感じています。心を込めて作る食事が美味しいことや、丁寧に掃除をすると気持ちがいいこと。ありふれた日々の中に、輝きはあります。暮らしのすべてを経験とし、生き抜く力を身につけていくことが、私たちが掲げる“生活即教育”です。

“生活即教育”の基本理念と併せて、キリスト教精神に根差した教育を行うスコーレでは、「思想しつつ、生活しつつ、祈りつつ」をモットーとしています。日々の暮らしの中に、新しい発見を見出せる柔らかな心と、何度壁にぶつかっても乗り越えていける、土台のしっかりとした、ぶれない心を大切に育てていきたい。
そんな教育を目指しています。

「思想しつつ、生活しつつ、祈りつつ」「思想しつつ、生活しつつ、祈りつつ」「思想しつつ、生活しつつ、祈りつつ」

「一人ひとり違う」

「一人ひとり違う」

自分で考え、選ぶこと。
それは、自分の好きなもの、嫌いなものが見えてくる過程です。
自分で選び、試行錯誤していく中で、
誰とも違う、代わりのきかない自分を発見していきます。
たったひとりの自分を大切にすることは、
たったひとりの他者を大切にし、尊重することにもつながります。
時に悩みながら成長していく皆さんを、
きちんと見守り、寄り添うことが、私たちの役目です。