学園ジャム


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スコーレの学園ジャム。
そのルーツは60年ほど前、まだ一般的にジャムを購入するという概念のない時代。
スコーレ(当時、向中野学園)は創立当初、農村の生活を研究しながら、暮らしを良くしようと取り組んできました。
そんな中で、自ら畑で栽培した農作物を、栄養価が高く経済的な食品に加工し、普及しようと、製品作りがはじまりました。
その当時、作っていたのはケチャップや山葡萄ジュース。
そしてジャム作りの始まりはイチゴジャムでした。

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畑で収穫した新鮮な農作物に余計なものを加えず、安心して食べることが出来る加工品を作る。
当たり前ですが、とても大切な事を守り、取り組んできました。

イチゴジャム、リンゴジャム、ラフランスジャムなど様々な種類の学園ジャムの中でも、人気なのがこの「ブルーベリージャム」甘酸っぱく果実感がたまらないジャムです。


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7月を迎えると岩手のブルーベリーは濃い紫色に輝き収穫の時期を迎えます。
甘酸っぱいブルーベリーは、ジャム作りに最適なフルーツ。
全て岩手県産のブルーベリーを使用します。

大きな鍋にブルーベリーを入れ、火を入れます。
大粒のブルーベリーは、火を加えることでプクッと膨らみ果汁が出てきます。
その果汁のみで30分程煮ていきます。
クツクツと音を立ててくる頃には工房は甘酸っぱい何とも言えない果実の良い香りで包まれます。


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天然由来の優しい甘さの2種類のグラニュー糖をブレンドしているので、
とがった甘さがありません。

長年の経験からたどり着いたビート(砂糖大根)とでんぷん由来の優しいお砂糖のオリジナルブレンド。
この2種のブレンドで果実の自然な美味しさが引き立ちます。

※ビート(砂糖大根)から作る砂糖は、多糖類なのでゆっくりと消化され血糖値の上下が緩やか。体を温める作用があり、オリゴ糖がビフィズス菌を増やすといわれています。
自然の美味しさを引き出す糖度を果物によって調整しています。素材の味を活かしながら、そのままでも十分美味しい果物を、それ以上の美味しさへと仕立てています。

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学園ジャムの美味しさは、食感でも感じられます。
果実がゴロゴロ、贅沢に入っている上、固めるための添加物を加えていないので、食感がなめらか。
添加物加えたジャムは、もったりとした食感になりがちですが、
学園ジャムは一切使っていないのでパンに塗ってもスーっとのびます。

お二人の説明
スコーレの製品を作っているのは、藤澤ハマ子さん、浅沼賢治さんの二人。
お二人は、スコーレ高校(向中野学園)の卒業生。
学生時代に学んだものを実践しながら商品を作り続けています。


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