


幼稚園の名称である「スコーレ」とはギリシャ語で、school(学校)の原語と言われています。
もともとは「遊び」や「余暇」という意味です。
「学びながら遊び、遊びの中から学ぶ」ことを目指しています。
子どもは、遊びの中でさまざまな経験を積み重ね、遊びの中で学ぶと言われています。
子どもが「おもしろい」「もっとやりたい」と心から思えるような遊びを通して、集中する力や持続させていく力、挑戦する力などを身につけていきます。
本園は広々とした園舎、自然の光がさんさんと入り込む室内、東西に二つ気分の違う空間として利用できる屋上、自由に変更可能な保育オープンスペースなど、子どもの好奇心や探究心をかきたて、集中力を養う環境になっています。
そのような中で、子ども達は毎日目を輝かせ、自己発揮しながらいきいきと生活しています。
私達は子ども達が友達とのかかわり合いの中で、力を出し合い何かをやり通したという満足感や達成感を味わえるように、一人一人の持ち味を大切にしながら援助しています。
また、法人であるスコーレは「生活即教育」を建学の精神とし「盛岡友の会生活学校」として創立されました。
「生活即教育」という言葉は創立者の吉田幾世先生が学んだ、東京にある自由学園の理事長羽仁吉一先生から贈られたものです。「知識だけではなく豊富な体験とよりよい生活の中から物事を学び身につけていくこと」という意味です。



スコーレ幼稚園の教育理念
一人一人を尊重し、積極的で思いやりのある人を育てる。
心も体も健康なこども
- 園生活のルールを守りながら楽しんで遊べる子
- 異年齢との交流を通し他者への思いやりをもてる子
- 感謝の気持ちが持てる子
- 食べることの大切さを知り、楽しんで食事ができる子
- 身近な動植物の世話などの体験を通して、命の大切さに気づける子
自分のことは自分でやろうとするこども
- 生活に必要な習慣や態度を自ら身につけようとする子
- 遊びや活動を最後までやり通し達成感を持てる子
- 自分で考え自分で行動できる子
よくみ、よくきき、よく考えるこども
- 人の話をよく聞き、自分の思ったことが言える子
- いろいろな物事に興味、関心を示し探究心の持てる子
- さまざまな出来事に感動できる子

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幼稚園生活を安心して楽しく送る中で、よい生活習慣を身につけます。
また、友達とのかかわりや遊びを通して自ら考え、主体的に判断し、行動する力が育まれます。
このように遊びの中で考えたり判断したりしながら、心と体を十分に動かしているということが生きる力の土台となります。 -
友達とのかかわりを通して相手の話を聞いたり、思っていることを伝えたりしながらトラブルを経験し、
相手の気持ちに気付いていきます。また、絵本や読み聞かせを通してイメージを膨らませたり、
想像の世界に心を寄せたりしながら、豊かな感性を育みます。 -
生活の中のさまざまなことや物を、実際に見て触れて感じることで、自分なりに考えたり、やってみようとしたりする意欲を育てます。また、園で飼育している動物の世話や、自分たちで植えた野菜や草花などの世話を通して、自然への興味、関心をもち、命の大切さに気付いていけるように務めています。
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スコーレ幼稚園では、週5日間手作りの完全給食です。自園方式による給食なので、温かいものは温かく、
冷たいものは冷たく、美味しい食事を提供しています。
季節の食材はもちろん、子ども達が育てた野菜を給食に使用することで、食べ物の大切さや食育を伝えること、健全な食生活を育みたいと考えています。また、和食を中心としたメニュー、箸の正しい持ち方、日本の伝統的な食文化・マナーなども大切に考え、伝えています。 -
日々の生活の中で友達の良さに気づき、認め、受け入れるなどの経験を通して、「多様な人とかかわることのできる力」が、育つよう援助しています。
異年齢保育では、相手を思いやる優しい気持ちが自然と育まれます。また、小学生や中学生、高校生との交流を通してお兄さん・お姉さんの姿に身近に触れることで憧れの気持ちをもち、「大きくなる」ことへの期待を膨らませます。
その他、教師、保護者、地域の方々とのかかわりの中でも共に育つことを大切にしています。








