施設とコンセプトについて
こどもたちが様々な遊びの中から学ぶことができる保育スペースであり、地域に開いた「学びの場」でもあります。その一部をご紹介します。




スコーレ幼稚園では、同年齢とのかかわりだけでなく異年齢で交流することにより、様々な経験の中から集団での社会性やルール、自らがいきいきと生活していけるようなたくましさを身に付け、生きる楽しさ、強さを感じて欲しいと願っています。
いろいろな人がいて、いろいろな考えがある中で、共に生きることを学びます。
そのため、保育スペースも「コミュニケーション」をキーワードに、保育室の配置や仕切りを工夫しています。各保育室の仕切りはパーテーションを組み入れることにより、固定された空間ではなく、オープンスペースにすることも可能となっており、多様な用途に応えられるように配慮をしています。


気分の違う空間の利用として、屋上も最大限に利用しています。西側と東側ではその用途を分け、十分に屋上を使えるようにしています。
屋上に行くには大きな階段を二方向から上り下りできるようになっています。また、2階踊り場は各種イベントの際にはギャラリーとして上からホールが見下ろせるような設計になっています。晴れた日には、岩手山も眺望でき、開放的な気分で過ごすことができます。また、夏にはプールでの水遊びもできます。




父母はもとより地域の高齢者や住民が日常的に幼稚園を訪れ、園児の生活や保育とかかわりを持つことができるように幼稚園の中にリビングルームを設けています。
学校は元来、生活の場だけでは学べないことを学ぶことができ、地域社会に役立つものであるはずです。少子化や核家族化、情報化のすすむ現代、子育ては非常に重要な役割を果たしています。お年寄りと幼稚園児、高校生と幼稚園児、小学生・中学生と幼稚園児などそれぞれの世代によって全て結び付きが違います。リビングルームは、地域の様々な世代の人々との結び付きを学ぶことができる空間となっています。








